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あたたかい言葉を読む。
どうしようもない不意の天災があると、なんだか落ち着かない。いつもそうだ。
直面しているのじゃなくても状況に勝手にのまれて、自分の中にあるかろうじて
「的確な」という部分が、失われてしまう。何もできない無力感にもおそわれたりして。
現地で、非情な今を実感している人のどれだけたいへんなことか。想像はしてみても、
やっぱり、それは想像でしかないのだなって。


ここのところ、眠る前は、あたたかい言葉を意識して、読むようにしている。
今、読み始めているのは、『小道の収集』(長田弘)。
以前買って、そのままにしてあった本だ。
長田さんの本は静かであたたかく、生きているということのしあわせを
感じさせてくれる小さな断片で出来上がっているように思う。
だから、折々ふと手にとる。


さっき目を通した夕刊に、被災している人の笑顔が写し出されていた。一時帰宅が
許されたと。
きょうは少し救われたな、なんだか。笑顔は、ほんとうに救いになる。
今の状況は困難で苦しいものでも、時間が経つにつれ、状況が微々であっても
好転していって、被災している人たちに少しづつでも笑顔が戻るように。
祈ります。
生きていたからこそ、の笑顔をたくさん見たい。
そのために、今の自分ができることはなんだろうと今一度考えてみようと思う。
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by book_cafe | 2004-10-30 00:52 | __ note 「... 」
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