コトバの力を信じる。 学生の頃は、絵を描いていたせいものあってか、コトバで伝えること 伝わるものは、なんだか空虚なものにも思えていた。 たとえば、たいへんな状況にある相手に対して「がんばってくださいね」と、 そういうあたりまえの一言ですら、上手くかけられなくって。 どんなにコトバを尽くしても・・・って思ってしまっていたと思う。 そんなわたしが、コトバで伝える仕事を始めたのはどうしてか、 ・・・なんだか、妙な縁がつながってというしかないのだけど。 出版の仕事を始めたころ、当時仕事を教わった編集長に、 今思っていること、感じていること、目にしたことをコトバにする訓練を、 と再三言われた。そして、良質なコトバに触れろと。 活字を貪欲に読んだのもその時だったと思う。 なんだか関係ないようでいて、自分の中では関係があるんだけど、 ひとつ見つけたblog「Falling From Above」に、コトバの力を 信じさせてくれるようなエピソードがあったので、うれしくなった。 わたしも同じ気持ちだな。 #このblogから先に、災害に関しての有効なリンクがあります。 blogの住人の書き込みを読みながらたどってみてください。どんどん たどっていって、支援の輪が広がればいいなと思います。 #
by book_cafe
| 2004-10-31 15:07
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by book_cafe
| 2004-10-30 09:32
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どうしようもない不意の天災があると、なんだか落ち着かない。いつもそうだ。
直面しているのじゃなくても状況に勝手にのまれて、自分の中にあるかろうじて 「的確な」という部分が、失われてしまう。何もできない無力感にもおそわれたりして。 現地で、非情な今を実感している人のどれだけたいへんなことか。想像はしてみても、 やっぱり、それは想像でしかないのだなって。 ここのところ、眠る前は、あたたかい言葉を意識して、読むようにしている。 今、読み始めているのは、『小道の収集』(長田弘)。 以前買って、そのままにしてあった本だ。 長田さんの本は静かであたたかく、生きているということのしあわせを 感じさせてくれる小さな断片で出来上がっているように思う。 だから、折々ふと手にとる。 さっき目を通した夕刊に、被災している人の笑顔が写し出されていた。一時帰宅が 許されたと。 きょうは少し救われたな、なんだか。笑顔は、ほんとうに救いになる。 今の状況は困難で苦しいものでも、時間が経つにつれ、状況が微々であっても 好転していって、被災している人たちに少しづつでも笑顔が戻るように。 祈ります。 生きていたからこそ、の笑顔をたくさん見たい。 そのために、今の自分ができることはなんだろうと今一度考えてみようと思う。 #
by book_cafe
| 2004-10-30 00:52
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やっぱり眠れなくて。
ライフログの更新作業。うってつけかも。 ライフログはわたしが持っている本。(今、他宅に預かっているものもあるため、 書名が思い出せないものも・・・)。 いずれ、ゆっくりとblogの書物棚に入れていきたいが。 作業をしていてひとつだけわかったこと。 小説をセレクトしていないこと。というか、小説をあまり所有していない、ということ。 そうだった。 物語を読むのはすごく好きだけど、時間がとれる時のみと決めていたし、 ほとんどを図書館で借りると決めているため、旬を逃して読むのがだいたい。 なので、自分が読むまでは、雑誌や新聞などの書評のたぐいは、目を通さないようにしている。 で、最近は図書館に行っていないので、ほとんど読んでいない。 でも冬になるしなあ、じっくりと物語を読みたいもの。 #
by book_cafe
| 2004-10-26 05:01
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眠れない。わさわさとしているよね、このごろ。
いつもはあまり観ないのだけど、ここのところずっとTVをつけている。 なんだか、目が離せなくて。 おかげで、本を読む時間が減ってしまって、部屋のあちらこちらに本の山が できている。(床が抜けるかもしれないから、置く場所を分散させている)。 昨晩は、歯痛のせいもあって眠れず、ようやく『スロー快楽主義宣言』を読み終えた。 で、次は、どの本を読もうか、と今考えているところ。 何を読み始めるのか・・・、読む直前まで自分でも未知。手にとって読み始めて、読み進めてはじめて、「そうきたか」なんて、自分で自分につっこみを入れたりする。 ライフログの脈略のなさが語るように、読書傾向もまた、皆無なのかもしれない。 読もう、読みたいと買った時から時間が経過すると読むべきタイミングを逃してしまう本 ができてしまう。それでも、山として傍らに置いておく、本棚に置いておくことで、 いつか再び手にして、読んだりもするから、いちおう、雑然とであっても、文脈山、文脈棚 にまとめておいたりする。 本は読もうと手にとった時がタイミングで、今の、まさにその時の自分にハマるかどうかは 最初の17ページ(だいたい)ほどを読むとわかるような気がするから、山や棚をぼんやり 眺めて、とりあえず自分が何を手にするかを見計らっている感じ。 そうして、17ページあたりから先を読まずにいる本がけっこうある。 「いつか読むから」。 それはいつなのか。・・・そんなことはまったくもってわからない。 TVでニュースを観ながら、こんなに本を所有していていいものか、と思った。 凶器になるかもしれない重さなのに。 そう思いつつも、本屋通いと本買いは、きっとやめられないんだと思う。ビョーキ。 #
by book_cafe
| 2004-10-26 03:42
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